2015年3月29日日曜日

昼の光と夜の闇



昼の光は   事実を照らして


夜の闇は   真実を覗かせる




記憶の中に浮かぶ   クラスメイトの顔は


昼に想いだすのと   夜に想いだすのでは


違った顔をしていて


昼に想いだす時は   教室の中で見た顔


会話や態度が見えるのに


夜に想いだす時は   その時の彼女たちの


行動や表情の裏にある


私が知らなかった   気持ちや思惑   


想いが伝わってくる







吸血鬼が夜を好むのは   闇の中で生きるのは


闇が人の潜在意識だからで


闇の中で吸血する化け物は


潜在意識からエネルギーを奪う   ヴァンパイア




世の中が   ポジティブ教で


太陽の下に引っ張り出して


暗闇の中にいるものを   病気扱いするのは


洗脳が出来ないからで


自分たちは闇の中で真実を知り


闇を支配しながら


獲物は   日の元に引っ張り出して


真実から遠ざけようとする




闇の中でも見える目を持てば


もう洗脳も   吸血も不可能だから


なるべく闇から   追い出そうとする





野生動物の多くは   夜行性で


それは動物たちが   人間のような顕在意識よりも


潜在意識で動くからで


太陽の光は   眠るためにある


人間の行動の9割は潜在意識というから


本当は人間もそうなんだけどね





太陽の日差しが強い国や   南の国は


日中はほどんど屋内にいて   シエスタしたり


日が落ちてから活動する



私にはなぜか   そういう国の方が


精神が健康に見えてしまうのは


太陽の光に合わせて   ロボットのように


無理な労働を強いられていないからで


日本は日の元と聞くたびに   忌々しく想う




人間の体内時計は   25時間サイクルで


時計なしで生活していたら


必ず昼夜逆転するという


多分月のサイクルに   人の体は反応していて


それでずれてしまうのかもしれないけど




起きたい時に起きて   寝たい時に寝る


そんな些細な自由さえも   許されていないんだよね




快適さが人に   霊能力を与えるから















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