2014年12月1日月曜日

霧のバタフライ



蟲師 其ノ壱 [DVD]蟲師 其ノ壱 [DVD]
(2006/01/25)






霧の晩  私はアニメ『蟲師』を見ていて
最後の方は眠くて倒れるように寝込んでしまって
あまり覚えていない


関東に霧が覆った晩に  『蟲師』を見ながら眠るというのは
今想うとまるで蜘蛛の巣の中でうごめく虫を見たようなもので
あの霧はやっぱりかなりオカルトだったのかも


結構濃い夢を見たけどあまりよくなかった
夢殿に連れてかれた感じ

となるとあの霧は人工的な想念
都会を支えていたような想念
魑魅魍魎だったのかな・・・?




まだ少ししか観ていないけど
『蟲師』は平家の伝承をストーリーにしていると想いました


作者は落人村が多い山口県の出身

まあ平家とか限らない
私が知っているのはとりあえず平家だから
実写版映画は大友克洋が監督してる
岡山出身のオダギリが主演

ナウシカも王蟲とか出て来るよね
古典の「虫愛づる姫君」が作品のヒントだとか
蟲に反応するのね



『蟲師』を観たからいやな夢だったのかな
エレベーターとか学校とか階段とか出てくるのは
囲われた意識で見る夢
寝る前に観るのは止めておこう
面白かったけどね




『蟲師』のような昔話っぽい作品が全部創作なわけないのです
伝承を知っているから物語を作れる
伝承を描いているから細部までリアルに描ける

作者がこの作品以外に目立ったものがなく寡作なのも
伝承を伝えるために漫画家になったのかなーと想ったり


作中にサンカをモデルにしたワタリというのが出てくるのですが
養分に張り付いた平家ならでは
サンカが霊能力の情報源という設定も

ヌシとか出て来るし伝承っぽいのよね




平家はエスパーが多い
ネットで拾った話で
瞬間移動する集落のジジババの話とかありましたもんね
場所柄どうも落人村がある地域だったのですよ


私が冗談でうちも平家の落人とかだったりしないの?って聞いたら
ありえないって言われました

落人たちは山奥で隠れるようにして住んでいて
下界との関わりを一切断って暮らしているから
逆に平家村だとすぐわかるそうです
何十年も経っていきなりそこに集落があることがわかる
そういう特殊な暮らし方をしている

だから平家の家系は私たちが想うよりずっと
血の結束が固いと想った方がいい
こんな時代になってもユダヤ人並みに血のプライドがあるはず



一族が固まって暮らしていれば血も濃くなる
特殊能力があれば遺伝しやすい




特殊能力はハリウッド映画とかだと
いきなり子供に現れたように描かれてたりするけど
聞いてると遺伝がほとんど

エスパーは代々遺伝していて
それが世界を作る血筋の能力なのかもしれない



映画『バタフライ・エフェクト』ではエスパー能力は父方の遺伝だった
過去を自由に変えられる能力

私はこういう映画やこういう能力は気持ち悪いと想っちゃう
ずるいなーと想う  夢オチみたいだし
だから何度も観たいなんてとても想わないんだけど
続編で3まで作られていて需要があるらしい


『ドニー・ダーコ』も2があるの
タイムリープものは潜在的にその能力のある者たちが
覚醒するためにお勉強しているように想う





予言はね
当たる当たらないで  スゴイスゴイって言うでしょ?

でもね予言が当たる
未来を覗けるって
つまりそれだけ未来にその人の想いが影響しているってことなのよ
影響させてるってことなの


見ることは見られること
見ることで影響を与えているの


たまにこのブログでシンクロが起きたり
予測っぽいことになっちゃったりすることがあるけど
それはこのブログがそれだけ無駄に時間をかけて世間を見ているからで
見ている人ほど影響を与えているわけ


涼宮ハルヒみたいに無意識が現象化を起こしてしまうような
軸の人のようなタイプは別にして


未来を予言できるってことは
それだけその人の想いが未来に緩衝を与えていて
未来を自分たちに有利に進めているはずなのよ
未来が見える  予言ができるってことは
当然未来に影響を与える力があるってこと


だから予言が予言ではなくて設計書になりうるわけで




未来を見る力はね
過去を見る力でも養えるの

過去の歴史をよく見ようとする人
歴オタとかね
歴史に詳しい人  歴史に興味ある人は
未来も大きく間違えることはないの

潜在意識は過去も未来も現在も全部一緒でしょ?
だから過去をよく見ている人は
実は未来のこともよく見ているの


近い未来のことを一番気にしているのは投資家で
先見の明がなければ投資家にはなれない
初めは投資にしか興味なかったのに
オカルトに嵌って行く人も多い

でも歴史家は投資家よりも長いスパンの時間を見ていて
歴史を見ている人は長い時間を見る視点を持っている
それは未来に対しても同じ
古代史となるとさらに先


未来を見る力を養いたかったら
過去を見るようにすればいい
過去を大事にする人は  未来も大事にする
過去のアルバムや過去の物を大事にしている人は
未来も大事に過ごしていく

未来を見たくない人ほど  過去も見たくないもの
過去を見たくない人は  未来も見たいとも想っていない
どこに行くかわからない現在という船で漂っていたいもの


潜在意識は時間がないのだから
現在をみつめることも過去や未来を見つめることになるわけで
スピ系の「今ここ」はそう言いたいのかもしれない

今ここはフローを目指しているのかな


フロー
http://kokuyouseki.blogspot.jp/2014/09/851.html


未来を見ようとするやり方は一つじゃない




平家の力の源泉はね
過去の屈辱を忘れていないからなの
過去をずっと忘れずに  時を止めているから
千年以上も怨み続けているから
平家は特殊な力を身に着けたの
怨みが平家の能力を生んだの



取り返しは人を覚醒させると言ったでしょう?
それが平家なの

もし平家があの時代に今と同じ能力があったら
源平合戦で負けたりしなかったはず

源氏に天下を取られて落ちぶれて野に隠れて
一族が固まって何百年も怨み続けたから
エスパーが生まれたの

特殊な力が生まれたから
その後も決して平家として表に出ることなく
裏で力を使うことを選んだの

力を嗅ぎ付ける能力を身に着け
力に張り付いて
未来を動かすこともできるようになったの




『蟲師』の「枕小路」という回では
予知夢を見る男の話が出てくる

男は気づく
予知夢を見ているのではなくて
自分の夢が現実化しているのだと


予言や予知夢ってそういうことなの
予知能力がある人は  予知能力ではなくて
現実化させる能力があるということ

だから予言や予知が設計図になる
記憶図書館から本借りるように
未来を選択している

図書館のパスを持っていれば出来ることなんだと想う





ブルガリアの霊能者ヴァンガの予言が公開された
もうその通りになっていくのかもしれないし
公開することで緩衝を生んで
外れることを狙っているのかもしれない?


未来を見ようとしたり  過去を探ろうとしていたのは
これまで一部の人たちだった
だからその人たちに有利に世界は展開された

ほとんどの人は未来のことなどわからないと想っているから

でも先行き不安な時代になって
先のことを知りたいと想う人が増えたのかな

未来を知りたいと想う人が増えるほど
未来を見ようとする人が増えるほど
予言は当たらなくなるのかもしれないと期待してしまう
パスがなくてもできないのかな
















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