2014年11月21日金曜日

輪るマニ車



輪るピングドラム 第11話「ようやく君は気がついたのさ」
1995年3月20日・・・
 地下鉄サリン事件?・・・その日に荻野目桃果はその事件の犠牲に、そして同じ日に苹果、そして昌馬、冠葉も生まれた、だから苹果は桃果の生まれ変わり・・・




苹果という女の子の亡くなった姉の日記が
この物語の核になってて
姉はサリン事件で命を落とした



ピングドラムって地下鉄サリンのテロを元ネタにしながら
想念の世界でクーデターの起こし方を
描いているように想うのね


今想うとサリン事件って寺の生存戦略だったのね
実行部隊は仏教系カルト組織だけど
想念世界で動かしたのは寺だと想うのよ

寺であり藤原であり源氏であり




放送は2011年の夏
2014年3月20日の皆既日食前に合わせて仕込んでいるような
まどまぎも2011年の震災時の放送だった

なんだか311が起きた理由がわかってきた気がする・・・
あの時想念世界で来たるべき時に備えて
陰謀が盛んに垂れ流されていたのでは






そして(高倉)剣山が『第36次南極環境防衛隊』というものに参加していた事がこの事に大きく関わっていると思われます。最近だと過激な環境保護団体がテロ行為まがいの事を正義の名のもとに力を行使していますが、そんな類の集団なのでしょうか。

 となると東京のテロ事件は人類世界の救済などではなく、人への報復なのかもしれません。
まさか、南極で神様を拾ったんじゃないよね。




高倉剣山とは主人公兄弟の父親
ここでいうカルトの代表であり  地下鉄テロの首謀者

剣山って四国のアレでしょ。。。

そして南極が出てくるってことは
エヴァ的な白き月でもあり
2014年4月29日の南極金環日食から
来年の3月20日までのこの一年間の月の儀式のことでもあるような


ペンギンキャラも出てきますしね
異空間へシフトするのもペンギン帽子を被ってからだし
南極の何かが一連の事件のベースになっているのは
エヴァと一緒だ

氷山とか氷の世界とか
そんなキーワードも出て来るし



「聞け、呪われた運命の子等よ。お前達はピングドラムを失った。世界は再びヤミウサギを呼び込んだ。そう、運命の日はすぐそこまで近付いているっ!



またウサギが出てきた・・・
時空のねじれが生じるとき  必ずウサギキャラが出てくるのよね


ピングドラムってお寺のドラとか
チベットのぐるぐる回ってお経を唱える
マニ車みたいなヤツじゃないの
時籠とかいう名前のキャラも出て来るし



地下鉄の車両の中の異空間の赤とパープルの色使いとか
すごく寺の色彩を想い出すのよね
袈裟とか曼荼羅みたいな


私がこのアニメに嫌悪感に近いキモさを感じるのは
全編寺ワールドがストーリーの根底にあるせいかも


近づいている運命の日は
本(付け替えた現実)を返却する3月20日のことで
2014年3月20日のことを言ってる




彼 は陽鞠の捜していた『カエル君東京を救う』という本を陽鞠に手渡さなかったことと関係があるのかもしれません。この本の内容はあの事件が起こらなかった世 界の物語なのでしょう。そこには桃果と多蕗、苹果誰も欠ける事のない世界がある。それは苹果の夢であり、陽鞠の望んだ(両親が傍にいてトリプルHとして活 動している)世界でもある。


311が起きたので
結局東京は救われなかった



輪るピングドラム 第15話「世界を救う者」
私の秘密を教えたら信じてくれる?運命を乗り換えられるの、そう言う桃果。これこそが桃花の日記の秘密だったんですね。しかし運命を切り替えるにはそれに見合った代償が必要で、それは桃果自身に降りかかる。
その後、あの事件で桃果は姿を消した。桃果は乗換えをしたのだ。世界の風景は変わった。

しかし眞悧が渡したペンギン帽に桃果が宿っているとしたらこの現状を彼女はどう見ているんでしょうね。運命に勝ったものが望みを叶えることが出来ると静観しているのか、それともただ行く末を見ているだけなのか・・・眞悧も桃果と同じ世界線、運命を操れるんですね。

今日僕は高倉家の人間に罰を与えるよ・・・




ちょうど高倉建さんの訃報が入った時に書いてたわ
建さんは平家の末裔だから上の台詞が意味深な・・・
つまりピンドラは源氏vs平家だったの?



なんかもうすべてがFになるんじゃなくて
すべてが3/20に向けて駆け抜けているような現在


FはFUJIWARAのFか  FinalのFだったりして

コンピュータプログラムのことらしいですが





輪るピングドラム第17話「許されざる者」
しかし陽鞠の中のプリンセスは彼女の命を繋ぐものであると同時に桃果へたどり着く手段でもあるはず。



まあ私の錯覚でしょうが
ペンギン帽が麻原に似ているように見える(笑


そのペンギン帽を被った陽毬プリンセス

つまりこのプリンセスは桃果をすり潰して命を繋いでいたので
その後寿命切れになって何度も死にかけているんですよね

ペンギンは3匹いるのにペンギン帽は2つ


でも桃果は平行世界を渡り歩く能力者のような設定
だから命を犠牲にしても
ペンギン帽のようなエネルギー体となって
形を変えて現世界に宿ったり
人の記憶に深く刻まれてその人の人生を支配してしまう



私の読みではサリン事件は平家を集めるための
源氏の策略だと想ったんだけど
高倉家=平家ならば  あれは想念では平家がやったように見えるのかな?
まあ平家を持ち上げて平家を集めて
祭り上げようとしたんだけど失敗したってことかな?




どっちの生存戦略なのかわからなくなってきた
ピンドラは登場人物が多くて相関関係が複雑なので
いろんな血筋が混ざっていそう



輪るピングドラム 第19話「私の運命の人」
彼女の場合、運命を乗り換える力によって半ば強引に運命を捻じ曲げて多蕗を救い出している、その代償が桃果の身体に現れる。対価を支払っているのでそれを体験した共有する記憶はそのままなのでしょうね。対して昌馬と陽鞠は『運命の果実』の魔法のような力を使って二人の人生、世界そのものを再構築してしまった。

運命を乗り越える呪文
ゆりによるとこの呪文は前半と後半部分に分かれているようです。しかしそれは眞悧によるとそれは『ひらけゴマ』と同じで呪文そのものに意味はないと言う。つまりこの日記は持つべき主が予め決まっているんですね。




集合無意識の巨大図書館の本と
呪文となるこの日記

二つの本が重なる

多分ね  この日記はいづれ図書館の書棚に
収められるはずのものだったんだと想う
燃やされちゃったけどね



輪るピングドラム 第20話「選んでくれてありがとう」
この世界は選ばれるか選ばれないか、の二者択一の世界。そして今の世界は常に選ぶ側が握っている・・・それを『浄化』という大義を掲げてその「きっと何者にもなれない奴ら」を粛清しようとしているのが彼らの言う『正義』のようです。
彼らが集結しているマンションの部屋にも南極大陸に立つ剣山たちの写真が飾られていました、一体彼らは南極で何を見つけどんな真実に行き着いたのでしょう?




「きっと何者にもなれない奴ら」って  こじつけだと想いませんか?

普通テロを起こす側が何者かになるために
テロを起こすわけで

一般人=「きっと何者にもなれない奴ら」をテロで粛清すれば
自分たちが何者かになれるっていう論理?


犠牲・生贄を出すことで成り代わる 
身代わりにする
時を捻じ曲げるカエルの論理


この世は選ばれるか選ばれないか
ならば自分たちが「選ぶ」側に立つことによって
テロを起こして犠牲者を「選ぶ」ことによって
生存戦略を図るということでしょうか

なんかこう血筋の激しい闘争を見る想い
源平合戦のような
負けると平氏になっちゃうわけだから
必死なのですね


選ばれない事は死ぬことなの


なんだろうこの呪いの言葉は
競争社会の原理
選ばれるために必死に競争していくほど
自分の存在が薄くなる  「透明」になる
それがこどもブロイラー

競争の中に飛び込まされたこどもたちはどんどん透明になっていく
だから選ばれないとどんどん「透明」になって死が近づいていく
選ばれてそこから脱出しない限り・・・


でもその「選ばれる」ための手段がりんごをすり潰す
運命の果実を頂きましょうって
これ以上ないおぞましさ





そしてそんな歪な社会に対して鉄槌を下すのが『企鴉の会』だという。志、というか行動理念は桃果と似ています。しかし『力』によってねじ伏せるのと、自己犠牲とでは大きく違います。彼らは『聖なる日』にまた行動を起こすとしていますが今度は何をするというのでしょう?




『聖なる日』は2014年3月20日のこと
そしてこれはすでに亡くなった両親の亡霊との会話だった

企鵝とはペンギンの和名で
KIGAと読む

オウムの後のアレフみたいなもん


ヒロインの陽毬が孤児の生まれて
カルト組織が飢餓・・・

そして両親亡き後の組織(企鵝)のリーダー眞悧は
集合無意識図書館の司書だった


陽毬は現実ではいたいけな孤児の少女でも
想念の世界では女王様

女王様バージョンになるのは桃果が乗り移ったときで
孤児とか飢餓とか
そういう場所に乗り移るのかな
引力が凄まじいからね


結局桃果と眞悧によって3月20日に焦点を合わせた
1995年からもう一つの3月20日までの世界が  
輪が作られたのかなと想う


二人の時間移動者によって

















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