2014年5月27日火曜日

彼らはもうそこにはいない

置き去りにされる、“40代非正規“の貧困と孤立“
「助けて」と言えずに孤独死する、“就職氷河期世代”の存在が、以前、問題視されたことがある。

そんな彼らも、40代。

先日、独立行政法人労働政策研究・研修機構が行った「壮年非正規労働者の仕事と生活に関する研究」の結果が、公表された。
「若年非正規労働者(25~34歳)の相対的貧困率が、23.3%と5人に1人であるのに対し、壮年男性(35歳~44歳)では3人に1人(31.5%)。つまり、40代に突入した“氷河期世代”は、若い人たちより貧困率が高い


「すると、だんだんと人と関わりたくなくなるんです。同級生にも会いたくないし、昔の会社の同僚とも連絡はとらない。人と会えば会うだけ、他人が妬ましくなる。だから会わない。・・・すみません。暗い話で。ネガティブ過ぎて自分が怖いです

そしたら、「そっか……。河合さんも戦ってるんですね。応援してますよ」と言ってくれた。
とんでもなくしんどいはずなのに、「応援してます」だなんて。うれしい気持ちと申し訳ない気持ちが入り乱れ、インタビューを終えたのである。


件の労働政策研究の調査結果によれば、同じ壮年層でも、正社員の場合の収入は、500~700万が最も多い(26.15%)。一方、非正規では、100~150万が20.7%で、その格差は年齢とともに広がっていく。






若年層も親のスネをかじることができなくなったら
壮年層のように貧困が進むだろうか?

違うと想う

なぜなら若年層はもう少子化が始まってるから
これからある程度スキルがあって健康なら
むしろ囲い込みが始まるのも時間の問題だと想う


派遣切りが問題になった  5年以上前
リーマンショックの頃だから  2009年頃かな
たすけてといえない  自己責任の世代
そんな特集を見たことがある

就職氷河期の世代に押し付けられた  自己責任という呪い


非正規労働者の問題  雇用の問題は
あえて置き去りにされていると想うのは
若年層は少子化が始まるから
誰かが奴隷的な立場を引き受けざるをえない


私はこの世代の貧困  孤独は
意図的に作り出されているように想う
非正規だけでなく  非婚や出産数の減少
この世代のあらゆる問題が
なぜかずっと見過ごされている

なぜか適齢期が過ぎたころに  
世間で婚活妊活がもてはやされ

なぜか40代になったころに  若年層が正社員化していく


多分国は  人数の多いこの世代の労働者を
一定の人数を
この国の経済の  社会の犠牲にしようとしている

少子化の世代の時代には
外国人労働者を増やして  共働きを増やして
補おうとしている



20代は少子化が始まっているのに
大学全入学時代のせいで
コイズミの愚かな政策のせいで
就活で余計な地獄を味合わさせられている

大学全入学で潤ったのは  大学産業
奨学金という高利貸しの  学生ローンを組ませる銀行

本当はこの世代の働き手を
社会は喉から手が出るほど欲しがっているのに
まだごまかされているけれど
あと数年経って団塊の世代が鬼籍に入れば
世代間のパワーバランスは大きく崩れる



働き盛りの世代を食い物にした歪んだシステム
嘘がばれる時代になって
こんなシステムがいつまでも続くわけがない

案の定  飛鳥の事件で
派遣会社の悪事が明るみになって
想わぬ所に飛び火して  想わぬ所を巻き込んでいる


先月に掲示板管理者の情報が晒されてから
勢いづいたというか
3月のいいとも終了に伴って
いろんなタイミングがずれ始めている気がする


音楽や美術界など  表現の世界から
引き伸ばしの時代を築いた
そこに繋がるいろんな権力者層が
雪崩のように崩れていく姿がみえる


それはタイミングの狂いから始まる
少しずつタイミングが合わなくなっていく
タイミングが狂えば  合わせられなければ
悪事はばれていく
流行やブームを作ることも  座を維持することもできない


昨年のホテルの食材偽装問題から
日展の流出騒動
偽装問題が起きたホテルでの
歌謡祭の開催


暴露ウイルスが関わりのある業界へ感染していく
まるで夢殿の崩壊をリアルで見ているよう



ASKA容疑者のアブない過去発言を続々発掘
「小さい頃から将来のことを考えていて、ある程度の答えを出していたオレ。それが、三十代とか四十歳代になったオレの姿ってのが、まったく見えないんだよ。夢が見えないんだよ......。歌は歌ってるはずである。それ以外のことがわからない。すごく不安なんだ。友達とも〈未来〉について話し合うと『ボクはわからない。ひょっとしたらボク、この世にいないんじゃないか?』って......。オレは真剣に"ノストラダムスの大予言"を、まだ信じてる」


バブルの象徴のような売れ方をしたのは
この人が30代の頃

タイアップして出せば売れるような時代でも
若者よりも上の年代のミュージシャンが
なぜあんなに爆発的な売れ方をしたのか
ちょっと不思議でもあった

優れた表現者は未来を透視する
大きな力に飲み込まれることを
予感していたのかもしれない

この人の売れ方  この人の堕ち方
個人の力を超えた何かに  大きく突き動かされている
自分の将来が見えない三十代の頃に
運命を乗り換えられたというか
時代を巻き込む力を  乗せられた

三十代以降きっとこの人は  
自分の力ではどうしようもなくなっていて
ノストラダムスの破壊の力を  体現しているのかもしれない



急増する“中年引きこもり”を招かないための「母の心得7」
従来、若者の問題とされてきたひきこもりだが、最近はその高齢化が問題視されている。親の会が全国の支部を対象に行った調査によると、ひきこもり本人の平均年齢は男性が34.68歳、女性が32.28歳だった。

さらに、全国に先駆けて、山形県と島根県が行った実態調査では、山形県のひきこもり実態調査で、40歳以上のひきこもりが全体の44%。島根県に至っては、40歳以上の比率が53%と半数を超える結果となった。



言葉を濁しているけれども
引きこもりが若者の問題ではなく
ある世代に大量発生したという事実は
この問題がこの世代に対する  団塊ジュニアに対する
政策の失敗によって引き起こされたということ


以前も秋田の引きこもりへの行政の対策が
特集されていた
どうも東北に引きこもりが多い
また島根のような過疎県
労働環境が乏しい地域

引きこもりは働くチャンスがないことで
家にこもらざるをえなくなっている

現実的な理由ではそうなるけれども
想念のレベルでは  それは結果でしかない
東北に仕事がないのは  高度成長期  金の卵
集団就職の時代から変わらない





国は人口抑制を目指していたから
この年代が結婚出産によって人口が増えることを望んでいなかった
結婚できない貧困層や引きこもりが増えれば
出産人口を抑え  人口を削減できる  
だからこの世代が適齢期のとき
不況を理由に派遣労働をプッシュして  
労働者にとって不安定で不利な雇用を見逃した
この世代の結婚出産問題を  意図的にスルーしていた

人口の多いこの世代が  結婚して出産すれば
経済も大きく潤ったはずなのに

彼らの富は  社会に還元されず
投資家や経営陣  中間搾取層
既得権益に吸い上げられていった


本来なら結婚すると豊かになっていく
精神的にも現実的にも世界が広がって  
家族や親せきが増えて  恵みが増える
独りでいるから家賃も生活費も共有できずに
負担が増えていく  助け合うこともできない

結婚していない世代ほど  貧困層が多いのは
貧しくて結婚できないだけでなく
結婚しないから貧しいままになる
奴隷化しやすくなる


結婚は成熟の証であり  実りの象徴
結婚を象意とする天秤座が
秋の実りに位置しているように
人生の果実はここに生っていて

征服者たちが秋にこの島を狩って行ったように

つまり結婚する機会を奪われた人たちもまた
運命の果実をすり潰されている・・・



今年は天秤座に多くの刺激
激変がある年


グラコロにがっちりと掴まれた天秤座は
これまでチャンスのなかった人たちをバックアップして
大きな支援のエネルギーを送っている

グラコロの破壊力は
運命の果実を握りしめていた悪の手をぺしっ!と叩いて
彼らの両手に戻している




関係ないですが
私の埼玉の地元の人たちの結婚の報告が今年は多くて
今年以外でも  結婚決まった人たちが
横浜や神奈川の海沿いに
仕事関係やいろんな縁で
引っ越している人たちが多いんですよね

まあそれでも4人くらいなんですけど
私の中では埼玉県人が
横浜方面に引き寄せられているイメージがあって

副都心線が東横線と開通して
横浜まで運行しているように
エネルギーがそういう風に流れているのかも


私自身も東京で働いていたころ
横浜や神奈川方面に引き寄せられていて
だから埼玉の実家を離れて
そっち方面に移っている人が多いのがよくわかるんです

他にも仕事関係で職場が横浜に移っている人とかもいて

311が起きたときに
私は直感的にヤバいと想って引き返したけれど
横浜方面が沈むイメージがたくさん予言されていて

何も知らなければ横浜に呼ばれてしまう
今たくさん人が呼ばれていると想う



今年に入ってこれまで縁の薄かった人
運を溜め込んでいた人たちの結婚が相次いでいる
今年は天秤座に強力なパワーが集まっている年で
しかもグラクロによってガッツリ護られている

世情は不安定かもしれないけど
これまであまりいいことがなかった人
結婚したくてもできなかった人にとって
今年はチャンス









冒頭の母親の世話をしている非正規の方
自分が大変なのにインタビュアーの方を気遣って
やさしいですよね


たとえ引きこもっていなくても  働いていても
やさしい人がどんどん社会の活動から遠ざかっている


それは社会が大きな変化を迎える
終焉を迎える兆しなのです



不登校児が増えてから
学級崩壊が始まったように

派遣切りが始まって
311が起きたように


彼らが自分の運を社会に捧げなくなったら
カーストはどんどん激しくなる
社会は枯れていく


ネガティブになった彼らには眼力が付いて
もう持ち上げることは無理だから

これから現実化する自然災害が
今ある社会を流そうとしているなら
彼らはもうそこにはいない











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