2013年12月28日土曜日

バベル

ネットで見つけた   クラウドアトラスと


バベルを観た



クラウドアトラスは   2時間しか観れなくて


最後の50分を観てないから


あんまりよくわからない


50分って   大きいよね(笑


映画「バベル」は   バベルの塔について書いたから


観てみようと想った


444
http://kokuyouseki.blogspot.com/2013/12/637.html





両方とも   魂の共時性(シンクロ)を   描いていて


クラウドアトラスは   時空を超えた


縦の線


バベルは   国を超えた 


横の線の   魂の繋がり




クラウドアトラスは   同じ役者が   


姿を変えて   役を変えて


別の時代で   別の人間を演じているのは


時代が変わって   人間が違っても


同じ魂であることを   意味していて


一番新しい    文明崩壊後の人間が


過去世の記憶(時代別に演じた役)が


フラッシュバックしたりして


いつの時代も   同じ魂が


人間という   乗り物を乗り換えて


その時代を生きているのに


限られた系譜   444の系譜しか


その記憶に   アクセスできない






バベルはちょっと哲学的な映画だから


語り出したらキリがないから


オカルト的な   表層の部分だけ



モロッコの少年が手にした銃で   いたずらに撃った弾が


観光バスに乗っていた   アメリカ人夫妻の


妻に命中する




アメリカ人夫妻は   カリフォルニアの家に


メキシコ人のベビーシッターに   小さな息子と娘を預けている


ベビーシッターは   息子の結婚式に出席するために


不法就労者なのに   国境を越えて   子供たちを連れて


出国してしまう




タワーマンションの最上階に住む   日本人の女子高生は


聾唖者


9ヵ月前に   母親が自殺している


父親がモロッコを旅したときに   現地のガイドに上げた銃が


巡り巡って   少年が事件を起こす   引き金を引く




銃弾は   金属の   現代の   鉄の武器


それが日本から始まったというエピソードは


日本は銃が禁止されている国で   有名なのに


監督が   無理な設定をしてまで


日本人が持ち込んだ   銃から始まった   


イメージを投げ込んだのは


鉄は富を   文明を生む   象徴の一つで


今日本が   想念の世界で


富が集中している   イメージがあるのかもしれない


張り巡らされた首都高   乱立している高層ビル


鉄がたくさん集まっている   集中している日本の都会は


イメージの世界で   富が最も


集中しているのかもしれない


そして   世界の惨劇に   日本という国は


直接関与していないけれど


日本の企業が   経済的に   技術的に


戦争産業を   裏から支えていて


日本人の銃が生んだ   一連の悲劇は


世界の中で日本の存在を   暗示しているような


平和憲法を盾にして   素知らぬ顔をして


手を汚さずに   悲劇に加担している   


この国の姿






11階に住む   女子高生は


13階かな?と想ったけど 


まあどちらにしろ   あの高層ビルの最上階は


バベルの塔の   塔を意味していて


そこに耳が聞こえず   口のきけない女性が


紫の服を着て   部屋にいる


彼女はその後   首都高の下の   公園で仲間と会い


噴水の水で戯れてから


ミラーボールが輝く   クラブで


気を失いそうになる




首都高は   皇居にエネルギーを流す


道のエネルギーラインで


その下の公園で   大きな船の遊具に乗ったり


噴水の水をかぶるのは


塔の上に住む   聾唖の彼女に   


本来なら流れるべき   エネルギーが


流れていない


ミラーボールが光るクラブ   夢殿で   気を失うのは


音が奪われた世界で


彼女は   人と違う世界に居て


塔の上に住むヌシが   音と言葉を奪われている


それがこの世界を隔てている   


繋がりを   奪っている


不幸を生んでいる


そんなことを   想った




船の玩具は   海のコード


噴水の水は   人工的な水場=集合意識との繋がり


クラブのミラーボールで気を失うのは


彼女が夢殿に意識を奪われている   


無意識が繋がっている存在で


やたらと局部を露出したり   裸になったり


日本の女性に対する   外国人の偏見もあると想うけど


白人が   遊女的な繋がりを   日本女性に感じるのは


それだけ女性の   性のコードを   強く感じているとも言えて


タワマンの女子高生が   部屋で裸になって


最後父親とのツーショットで終わるのは


想念の世界で   繋がれないでいる   ヌシの存在が


世界を分断している   


バベルの塔には   音と言葉を奪われた   ヌシがいて


国を超えて   悲劇の連鎖を引き起こした   銃の持ち主


神官の父親によって   見張られている


父親役の   役者の名前が   役所というからにはw


神官は   役人の血筋




想念の世界で   塔の上に   ヌシが囲われている


彼女が塔から下りて   音と言葉を取り戻したら


世界はまた   一つになれる


世界が繋がれないのは   隔たれているのは


想念の世界で   ヌシが囲われて   


音と言葉を奪われているから




だから   他人と繋がれる所に   ヌシはいない


ヌシは遊女ではない


もしそうなら   世界は繋がっているはずだから



日本人の父親の銃が   国境を越えて


悲劇の引き金を引いた


神官の系譜は   日本にいる


ラスボスは日本に  


そんなメッセージも   入っているのかもしれない





パンツを脱いだ女子高生と


モロッコの僻村に避難した   撃たれた妻が


尿意のために   パンツを脱ぐのは


二人は同じ魂を持っていることを   暗示していて


メキシコの荒野をさまよう   乳母の赤いドレスが


やけに赤いのが気になって


モロッコで銃を撃った少年が   赤いジャージを着ていたのに


気がついた


亡くなったのは   少年の兄だけど


赤い服を着ていた   乳母とこの少年が


この映画で一番   多くのものを失った


この赤は   生贄の印









バベルの塔




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