2012年12月23日日曜日

青き衣の伝承 4  諏訪まで伸びる長い蛇

神武東征で 大和と戦った豪族


ナガスネヒコ   長髄彦は


登美能那賀須泥毘古と   記され


富の長髄彦


富族の長の国の者


そう読めてしまう


長の国は   阿波


那賀という地名も阿波にある



長は蛇(ナーガ)




ナガスネヒコは   阿波から流れてきた?





登美は 大阪の ナガスネヒコがいた地


鳥見 ともいう


トビでもある


ナガスネヒコとは   長髄邑の者という意味


登美能長髄彦   登美彦とも呼ばれる






鳥見 は    「 富 」


鳥を見ることで 富となる


鳥が 富を呼ぶことを


意味しているのかもしれないし


この一族は   鳥使い?


ナガスネヒコの存在が   富を呼ぶことも


暗に伝えているのかもしれない






謎が多いニギハヤヒ   


出雲の国譲りを想わせる


まるで茶番のような   神武へのへりくだり


そういえば   


ニギハヤヒが祭られている   三輪山よりも


その隣にある 龍王山が


本当のご神体なのでは


そんな話がある





龍王山?













四国の夢で見た 巨大富士がある場所


葦原の中津国があったかもしれない場所が


竜王山だった



なんか似てる・・・・


竜王山や 龍王山は 日本各地にあるけれど


なんとなく 隣の山の連なり方も 似ているような





頭を冷やして 一晩眠って


二度寝したとき





ニギハヤヒは裏切り者





そんな直観がした





ニギハヤヒの力は   ナガスネヒコの一族の付け替え


関東や東北までも   平和裏に   平定できたのも


ニギハヤヒは   ナガスネヒコの妹を 娶っていて


ナガスネヒコを   仕えさせていた


ナガスネヒコが負けたのも   ニギハヤヒに付け替えられたから


ナガスネヒコは   長髄彦   長の国の   髄の者


長の国の 真髄


それは四国   竜王山・・・






ニギハヤヒの末裔である   物部氏の血統は   鳥使い


白いカラスが現れたのは   島根県太田市


私はてっきり   出雲繋がりかと想っていた


もちろんそれもあるけれど


白いカラスは 太田市にずっと居るらしく


そこは   ニギハヤヒの息子   宇摩志麻遅命を祭神とする


石見国一宮   物部神社がある


ここは   宇摩志麻遅命が   鶴に乗って降臨したという言い伝えから


鶴を神紋としている


物部は鳥使い


物部の祖となった   宇摩志麻遅命を祭る   石上神宮と同じく


新嘗祭の前日   かつては旧暦の11月の寅の日に


鎮魂祭を行う



魂を鎮める儀式を   怨霊の日に


大地の怨霊さんが高まる季節に行うのは


彼らが裏切った魂を   なだめているように見える




そんな物部神社がある太田市に   白いカラスが現れたのは


鳥使いから   鳥のコードが抜ける   力が消える


彼らが施した封印が   解ける印かもしれない





昔   天つ神の子が   天の磐船に乗って降臨した


名を櫛玉饒速日命という


私の妹の三炊屋媛を娶わせて   可美真手(宇摩志麻遅命)という子も生まれた


ゆえに私は饒速日命を君として仕えている


天つ神の子が   どうして二人いようか


どうして天つ神の子であると称して   人の土地を奪おうとしているのか




時の権力者に委ねられる   改竄や創作が多い   古代の歴史書の中で


東征神話を真っ向から批判した   ナガスネヒコの   生生しい言葉が残っているのは  


不思議な気がする


そんな言葉を   残して   ドラマチックに   演出したのは


彼を原住民のモデルに   したいから?





ナガスネヒコの言葉の 最後の一文を読んだとき


私の中で何かが 反応したようだ



神武との戦いで   ニギハヤヒは後ろに隠れて出てこない


ニギハヤヒと神武が   同族なのは


同じ道具を持っていたことが   示している




渡来人は神の名を名乗って   土地を奪いに来る




神武の弓に止まった 八咫烏


鳥使いは 他にもいる


それは 大陸から来た証


ナガスネヒコは 嵌められた





ニギハヤヒが娶った ナガスネヒコの妹


三炊屋媛は


三度の飯を炊く女


そんな当たり前の 名前とも言えないような名は


なんとなく    四国の料理人   オオゲツヒメに近いものを   想わせる





奪うことでしか   征服できなかった神武の集団が


賢かったとは想えない


自分の力だけで   ナガスネヒコを倒せたはずもなく


何度も負けて    裏から攻め


最後も誰かに助けてもらったことを   八咫烏の存在が示唆している


入れ知恵したブレーンが


きっといたはず






ナガスネヒコは   ナガスネヒコの血筋は   阿波から来た



その直観がずっと消えない



ナガスネヒコの子孫が   長の国を作ったことは   わかっている


諏訪大社の祭神   建御名方神と   ナガスネヒコが被ることも   近いことも


ナガスネヒコは   出雲の神   大国主の血筋


大国主の和魂は   大物主で   蛇の神


海を渡ってやって来たという


同じ神に二つのキャラを与える   このトリッキーなキャラ設定は


何かを隠しているに違いない   (-_☆)キラーン


長は   蛇(ナーガ)から来ているとしたら


大物主が   四国の神であっても


おかしくはない



ナガスネヒコを辿っていると


どうにも   出雲と四国の距離が   とても近い感覚に襲われる


出雲も四国も   同じ文化圏だったのか


わからない


そういえば


ユダヤ人が   中国大陸からの脅威に対抗するために


自分たちの王を   天皇にしたという


記述があった


なんとなくそんなことを想い出してから



天皇はユダヤの王




その言葉が思い浮んで   頭の中でなり続けて止まない


なんどもなんども   頭の中で鳴り続ける


まるで何かを   ダウンロードしようとしているよう





ナガスネヒコの子孫たち   阿波忌部たちが


中央構造線の断層伝いに   諏訪に赴き


諏訪大社を建立した





断層には   温泉が湧く





鉱物がむき出しになる   活断層沿いに歩けば


そこには鉱物資源だけでなく   数々の   温泉が出ているのに気づく


ユダヤのユは   温泉の湯


温泉がある場所は   活断層のある   エネルギーライン


それが彼らの力の源泉であることを   意味しているし


夢を見た印象では  


下町の銭湯の夢から   縄文時代の天然サウナに飛んだのは


夢殿の根底にあるのは


湯の釜炊きをしているのは   


古代から続く   温泉に集まる集落


そのエネルギーがずっと   夢殿の湯を沸かし続けていた

      

恐らく   断層沿いには   集落があったはず


その道を行き   諏訪に自分たちの神を祭る過程は


どんな風に進んだのだろう


諏訪大社の起源が   外来の神であることは   わかっている


上社と下社の   二つの社があるのは


平和的に   共存していったと考えても   いいのだろうか


それとも・・・




諏訪大社を建てた   諏訪の文字


取りに訪れる   


鳥が訪れる   鳥が取りに来た




温泉に入ってくつろぐ強者たちを襲う


なんとなく   嫌な光景が   目に浮かぶのは


妄想が過ぎるかもしれない






知らなかったー  


千と千尋の   湯屋に集まる客は


全国から集まっている   八百万の神々だったのか


ただの化け物   妖怪だと想っていたのに


日本を治める神様を   真っ向否定しているようなもの・・・



八百万の神々   なぜ八百万なのか


それは   いかに多くの渡来人がやって来て


この地を支配しようとした


この国は   それらの集合体


そうやって出来た国   


そんな意味に想える



この監督は   四国の温泉地で


あの城のような   夢殿のイメージ


この映画のインスピレーションを受けている


四国が作り出した映画




神話が語る古代の世界は   すべて四国にあったという説


私がなぜかずっと   四国を敵視するのは


もしかしたら   日本という国の裏も表も


四国で   作られたかもしれない


そんな直感が   ずっとどこかにあるのかもしれない



ヤマトタケルのの東征を辿っても


ナガスネヒコを辿っても


神武の東征を辿っても


出雲の大国主を辿っても


いつも必ず   四国の存在が見えて


いつも必ず   そこで行き止まり


私の想いこみもあるだろうけど


四国が死国として   隠れようとすればするほど


その存在が   どんどん大きくなって行くのだ





赤い秋




島根県大田市 ~白いカラス~

1 コメント:

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四国といえば、私にはオーストラリア(似てますよね)。
オーストラリアの原住民のアボリジニの悲劇に心が捉えられてしまいます。現存のアボリジニの人々の幸福を願っています。キリスト教っていったい?て思ってしまうんですけど。仏教徒でもありませんよ。
 

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